加藤紗里の漢字を間違え、「帰れ!」と罵られたけど土下座し、泣きながら僕はインタビューをした。
どうもです。
今回はもうタイトルが結果です。
そうです。そのままです。
おそらくこの経験は僕がインタビュアーを初めて今のところ最上級の経験の一つになっているものでしょう。
彼女にあったのはちょうどテレビや雑誌を騒がしていた昨年2016年の4月頃。
渋谷にある彼女が所属する事務所でお話を伺いました。
そのインタビューはこちら▼
独占![NO.5.5]加藤紗里さんと本音トーク! | 未来の"タレント"をプロデュースするメディア「慶應ジャーナル」
記事を見ていただくと和やかな雰囲気が漂っている(?)インタビューに思えるかもしれませんが、実際現場は冷や汗ダラダラ、一触即発の緊張したものでした。
芸能界では間違えてはいけない”名前”
どの世界でもやってはいけないことって似ていますよね。
上司・先輩の名前を間違えたら、普通に失礼ですし、
ましては義理、人情で成り立つ芸能界。
もちろん芸歴が長い方や今売れていて人気な方にとっては大変失礼なものなんです。
名前がそのまま商売になるのですから、その名前を間違えるということは失礼なだけでなく、場所やタイミングによってはその芸能人の今後も左右してしまいます。
すでに何人もの芸能人にインタビューをしてきて現場にも慣れてきた僕はいつも通り企画書を加藤さんのマネージャーに渡した際、彼女の漢字を間違えたまま渡してしまいました。
当日、待ち合わせの時間にオフィスを訪れるとマネージャーさんから一言。
「申し訳ありませんが、彼女の機嫌が悪くて謝罪から入っていただけませんか?」
とにかく焦りました。
これは本当にまずいことをしてしまったとその時気づいたのです。
マネージャーさんも彼女に企画を見せるまで漢字が間違っていることに気づかなかったそうなんです。
顔を合わせて2秒。「帰ってくれます?今日はないから。」
待ち合わせ時間を過ぎても一向に現れない加藤さん。
そろそろこれは本当にまずいことをしてしまったと思い始めてきた時です。
マネージャーの方が
「お願いします。彼女が現れたらまずはすみませんでしたと謝ってください。あとはどうにかするので」
と言ってきました。
もう、どれだけ彼女が怒っているのかは察しがついていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
あとからホリプロで働いている先輩に聞いた話なんですが、やはり芸能界では名前を間違えるのはご法度とのこと。
今は昔より落ち着いているけど、人によっては許さない人もいるとか。
30分ほど過ぎた頃、彼女が黒いサングラスをかけて現れました。
顔を合わせて2秒。「帰ってくれます?今日はないから。」
事の顛末はこちら▼
本当に怖かったですね。
全部、油断していた自分が悪いんですけど、やっぱり礼儀はどの世界でも大事だし、
慣れてきたからこそ、身を引き締めないととんでもない事になってしまいます。
このあとはどうなったかというと
土下座して、謝って、そしてなぜか一緒に泣くという、カオスな現場に。
その後インタビューは一時間遅れで終了となりました。
なんとか無事終われてよかったなと思っています。
みなさんも名前を間違えてしまった際は、すぐに謝ってください。
僕もこれ以降、常に相手の名前はなんども見返しています。
僕がタレントインタビュアーを始めた理由▼
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